今日は、引っ張って直すツール!!

こんにちは、デントリペアZ山口です。

本日は、ボディの表から引っ張ってへこみを直すツールをご紹介いたします。

タブの写真

引っ張り用のいろんなタブ

いろんな形の鍋蓋のような物、これを「タブ」と言います。

こちらの写真の、クーピーペンシルのような棒状の物は、「グルーボンド」です。タブ共々いろいろな条件によって、使い分けます。

グルーボンドの写真

グルーボンドやタブ

このグルーボンドを専用の「グルーガン」で溶かしてタブの表面に塗布してへこみ部分に張り付けます。

張り付けてから暫くして、ボディとタブがしっかり接着された状態になったら、私の場合主に「スライディングハンマー」で引っ張ります。

引っ張り加減は、もう経験しかありません。一回でうまくへこみが出てくることは殆どないでしょう。

ルーフのへこみ、修理前の写真!

ルーフにちょっと深いへこみ

引っ張って高くなったところをポンチで叩いて落とし、また引っ張って叩いての繰り返し。

何度もこの作業を繰り返して、へこみをフラットの状態に持って行きます。

何台も、何十個も、何百個ものへこみをこの引っ張る方法で修理しているデントリペア職人でも難しい、多くの経験が必要な修理方法です。自分でやってみよう!なんていうのは、おすすめできません。

ルーフのへこみ、修理後の写真!!

引っ張って直りました!!

このルーフのへこみは、チョット深かったですけど時間をかけてじっくりリペアすることで、ここまでキレイになりました。

へこみが出来てしまってお困りの方は、是非ご相談ください。

ルーフ(屋根)のリペアはこうやって・・・

こんにちは、デントリペアZやまぐちです。

さて本日のご紹介は、ルーフにできたへこみです。何で凹んだのか?アルファードの雹害車両です。

大きくて深いへこみが多く、結構時間がかかってますが・・・その中の一つのへこみです。

ルーフの場合はどうやってリペアするんでしょう?

この写真のへこみは、補強の骨にはかかっていなかったのでこの様にフックを使ってツールアクセスします。(人によって方法は違うかもしれません)

フックを支点にして、へこみを裏から突いていきます。フックが長くなるとツールが安定しなくなるのでやり難くなります。(状況によってはそういう場合もあります)

このへこみはルーフの後方で、リアゲートを開けてリペアしました。

リペア後はこの様にへこみがなかった事になるわけです。

小さなへこみでも、気になっている方は「デントリペアZ」に遠慮なくご相談ください!

フロントガラスの飛び石キズでお困りの方も、ご相談ください。おちからになれる事と思います。

デントリペアの DIY は要注意!!

こんにちは、埼玉県所沢市「デントリペアZ」山口です。

たまに、「車が凹んじゃったから自分でやってみた」という事を聞きますが、これはお勧めできません。

それは必要以上に鉄板を押し出してしまって、デントリペアのプロでもリカバリー出来なくなってしまう事が多いからです。

本日はそんなヘコミを紹介します。

これは、ルーフに出来たヘコミですが、裏から突いた痕があります。このブツブツが酷いと表から叩いても元の状態に戻らなくなります。最悪、塗装が割れてしまいます。そうなるとデントリペアでは修復が出来ません。塗装修理をすることになります。

今回リペアさせていただいたこの車の場合、幸いな事に凸はキレイに落とすことが出来ました。

デントリペアは、オリジナルの塗装を守ります。まずはデントリペアショップにご相談下さい。

「愛車が凹んだ、デントリペアショップに行こう!」がスタンダードになれば良いなと思います。このブログには、そんな思いもこめられています。