こんにちは、デントリペアZ山口です。
さて本日のご紹介は、フロントフェンダーにできたうっすらとしたへこみです。衝撃点がどこだかわからないような、柔らか~く凹んだ感じです。
このようなへこみだと、業者様などでも「簡単でしょ」と言われる事が良くあります。確かに見た目はとっても簡単そうに見えますが、ただ裏から押せばキレイに直るというものでもなく、意外とへこみの影響が広範囲にわたっていることが多く、全体的なバランスを取るのに苦労することがあります。
これが鉄板が薄い軽自動車だったりすると、なお合わせにくくなります。
表からポンチで叩く、裏からデントルーツで押す、このバランスで鉄板を平らにしていきます。
今ではそんなことも出来るようになりましたが、この仕事をはじめたばかりのころはある程度へこみが浅くなってくると、どこが低くてどこが高いのかわからず悩んだこともありました。
そんな時は鈑金工場さんに行って、鉄板の高低の見方を聞いたり、経験豊富な先輩デントリペアマンに、ライトの当て方や見方を聞いたりいろいろな人にお世話になり今の自分があるんだなと、つくづく思います。
一人で何かをやるには限界があります、今はデンナビの仲間がいていろんな事を勉強できる環境があります。
デンナビの仲間を含め、今まで支えてきてくださった方々に感謝しつつ、これからももっとデントリペアで多くの方に笑顔になっていただけるよう、精進、精進!!