こんにちは、デントリペアZ山口です。
本日は、ボディの表から引っ張ってへこみを直すツールをご紹介いたします。
いろんな形の鍋蓋のような物、これを「タブ」と言います。
こちらの写真の、クーピーペンシルのような棒状の物は、「グルーボンド」です。タブ共々いろいろな条件によって、使い分けます。
このグルーボンドを専用の「グルーガン」で溶かしてタブの表面に塗布してへこみ部分に張り付けます。
張り付けてから暫くして、ボディとタブがしっかり接着された状態になったら、私の場合主に「スライディングハンマー」で引っ張ります。
引っ張り加減は、もう経験しかありません。一回でうまくへこみが出てくることは殆どないでしょう。
引っ張って高くなったところをポンチで叩いて落とし、また引っ張って叩いての繰り返し。
何度もこの作業を繰り返して、へこみをフラットの状態に持って行きます。
何台も、何十個も、何百個ものへこみをこの引っ張る方法で修理しているデントリペア職人でも難しい、多くの経験が必要な修理方法です。自分でやってみよう!なんていうのは、おすすめできません。
このルーフのへこみは、チョット深かったですけど時間をかけてじっくりリペアすることで、ここまでキレイになりました。
へこみが出来てしまってお困りの方は、是非ご相談ください。