デントリペアっていったいどんな修理なの? 塗装はしません

デントリペアって何?

 デントリペア(ペイントレスデントリペアと言います)は、車のボディに出来てしまった小さなへこみを、塗装をしないで直す
高度な最新技術です。へこみの裏にデントツールと言われる特殊工具を届かせ、ゆっくりへこみを押し出して直します。

デントリペアを下のイラストでイメージしてください!

へこみ修理のイラスト、4コマ漫画
 デントリペアの技術はヨーロッパで発祥して、降雹被害の多いアメリカで発展していった技術と言われています。もちろん
ヨーロッパで衰退してしまったわけではありません。ヨーロッパでも発展し続けています。

デントリペアはどんなへこみに有効?

 スーパーやホームセンター等の駐車場で、隣の車のドアが「コツン」と当たってしまったようなへこみ修理に有効です。塗装に
キズがなく条件が合えば新車時の状態のように修理(リペア)する事が可能です。修理(リペア)する私は、常にその新車の状態を
イメージしながら、新車時を100%とするなら100%を目指してリペアします。
 キズを伴うへこみでも、デントリペアでへこみだけリペアすることで見た目の印象は全然違ったものになります。デントリペアで
へこみをリペアした後に、キズ部分をタッチアップペイント(補修用の塗料)で補修することも可能です。

デントリペアのメリット!

早い:板金・塗装修理の場合数日間お車を預ける事になりますが、デントリペアの場合その必要がなく、短時間でのリペアが可能
です。早ければ30分くらいで仕上がります、チョットお待ちいただいている間に修理ができます。

きれい:デントリペアでの修理は再塗装をしないので、オリジナルの塗装を守ります!!また鈑金用のパテを使わないので、
修理後にパテ痩せの心配や色が合わないといった心配がありません。

感動!:リペアした痕が分からないくらいの仕上がりが望めます。そして、下取り査定にマイナスの影響がありません。

エコ:パテ盛りをしない・再塗装をしない・また有機溶剤も殆ど使わないので、環境にとっても優しいエコな修理方法です。

デントリペアのデメリット

 ☆樹脂バンパー・樹脂フェンダー・樹脂ドアやグラスファイバー等の金属以外の材質の場所は、殆どの場合デントリペアの
施工ができません。またアルミむき出しやステンレスむき出し等の場合もデントリペアの施工が出来ません。

 ☆ドアの縁(折り返し部分)やピラー部等ツールが届かない場所、またはオープンカー等でサイドステップ部が補強されている
場合等は、施工できない事があります。まずはご相談ください!!

 ☆キズ・または塗装が剥がれている場合、キズ・塗装の剥がれはデントリペアでは修復 できません。状況によってはリペア中に
塗膜が剥離する可能性もあります。ただし、ヘコミだけを修理してキズ・塗装の剥がれ部分をタッチペン等で修復 する事は可能
です。

 ☆パテでの修復暦がある場所・再塗装してある場所は、リペア作業中に塗装面がヒビ割れてしまう、または剥離してしまう事が
あるので、施工前に状況を十分にご説明いたします。ご了解を頂いてからリペア作業をします。

 ☆ヘコミの状態によっては跡が残ったり、お客様に満足いただける仕上りにならない場合があります。 その様な場合、作業前に
大体の仕上り予想等を十分ご説明させて頂きます。ご了解を頂いてからリペア作業をします。

ワンポイント!

 鈑金・塗装修理をした際、パテを研いだ時のサンドペーパーの目が残ったり、表面の波うち が残ったりする事があります。
特に修理後時間がたつと目立つことがあります。また、特に部分塗装等の場合は塗装の色・塗装の肌目(みかんの皮の様な表面)
が合わない事があります。

 「ツールが入らないから出来ない」等で断られた方、鈑金塗装修理をする前に一度私に見させて下さい。 もしかしたら、デントリペアでの修理が可能かも知れません。